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デバイスアート・アーカイブ

アートと融合したテクノロジーの、参照可能な記録方法につい

デバイスアートとは、
近年の日本のインタラクティブアートの世界的興隆から導き出された新しい概念で、メカトロ技術や素材技術を駆使し、テクノロジーを見える形でアートにしていく作品のことを指します。作品と参加者が相互作用するデバイス自体が、表現内容そのものになり、それらがプレイフルで積極的に商品化されること、さらに日本的な感性とモノ作りの伝統に根ざしていることを特徴としています。
CRESTプロジェクト「デバイスアートにおける表現系科学技術の創成」(代表:筑波大学 岩田洋夫)は、展示を通じて技術を洗練させるという研究スタイルを最大の特徴としています。 その拠点として、日本科学未来館3階の「メディアラボ」と呼ばれるコーナーに、常設展示スペース「デバイスアート・ギャラリー」を作りました。このプロジェクトでは、科学技術と芸術の新たな融合形態を模索していますが、その中で最も難しいのが、成果の評価手法です。従来科学技術には、論文という発表形態と査読という評価システムがあり、極めて有効に機能してきました。一方で、芸術の分野では、作品がすべてであり、社会に広く受け入れられたものが、歴史に残るという形で評価の結果が出ます。このように科学技術と芸術は、評価の手法が大きく異なります。デバイスアートは、それらの融合であるため、新たな評価の枠組みが必要です。

「デバイスアート・アーカイブ」は、
展示作品の思想を作家自らが語り、それを論文のように参照可能な形態で記録することを目指しています。デバイスアート・ギャラリーでは、作品を展示している作家に対して、作品の背景にある思想についてインタビューをしており、それをビデオ記録しています。デバイスアート・ギャラリーは、既存の常設展示の概念とは異なり、汎用性の高い可動型の展示壁(メディアウォール)により構成される空間で、年間2~3回の展示替えを予定しています。この空間でこれから展示される新しい作品についても、作家のインタビューのビデオ記録を残していきます。これらの記録映像は、内容毎にタグを付け整理し、出版物にしたり、web上で動画そのものが見られるようにしていきます。 このアーカイブの手法が確立すれば、今までになかった知の流通形態が生まれることが期待されます。